こんなに薄くさらっと読める感じなのに、情報量がたくさん詰まっているZINEです。まさしくこれこそがZINEだと感じさせる熱量と使命感。花伝社から出版されたキアンガ=ヤマッタ・テイラー『コンバヒーリバー・コレクティヴ宣言』の翻訳を手掛けるPolitical Feelings Collectiveがどのような本やテキストを読んで出版に至ったのかがよくわかる一冊です。同書を読んだ方はさらに深堀するために、未読の方はきっかけの1つとしてぜひ。
3色のカラーからランダムでお届けします。
----以下、公式より引用----
2024年6月に開催された「カルチャー、アクティビズム、フェミニズム、クイアが交差する」ZINE&ブックイベントに向けて制作されたニュースレター第2号。
『コンバヒーリバー・コレクティヴ宣言』を翻訳する過程でメンバーが出会った書籍や、併せて読んでほしい関連テキストを紹介する「文献テーブル」です。かつてブラックフェミニストたちが集う場に用意された文献テーブルにちなみ、トニ・モリスンの小説やBLM関連書、ブラックフェミニストの手紙などの読書案内を収録。翻訳プロジェクトの背後にある文脈を共有できる一冊です。
■目次
◆ p.1-2 福島 淳
ロビン・D・G・ケリー著、高廣凡子+篠原雅武訳
『フリーダム・ドリームス: アメリカ黒人文化運動の歴史的想像力』
藤本和子『塩を食う女たち——聞書・北米の黒人女性』
◆ p.3-5 『コンバヒーリバー・コレクティヴ宣言』を訳しながら読んでいた本/大重祐紀
アリシア・ガーザ著、人権学習コレクティブ監訳
『世界を動かす変革の力 ブラック・ライブズ・マター共同代表からのメッセージ』
バーバラ・ランスビー著、藤永康政訳
『ブラック・ライヴズ・マター運動誕生の歴史』
トニ・モリスン著、大社淑子訳『スーラ』
トニ・モリスン著、金田眞澄訳『ソロモンの歌』
◆ p.6-7 わかってくれるあなた(たち)なしに 孤独でなんかいたくない:ブラックフェミニストからの手紙 1972-1978/西山敦子
“‘I Am Not Meant to Be Alone and Without You Who Understand’: Letters from Black Feminists 1972–1978”
◆ p.8 家入祐輔
レベッカ・ホール作、ヒューゴ・マルティネス絵、中條千晴訳
『女奴隷たちの反乱:知られざる抵抗の物語』
アン・ツヴェッコヴィッチ著、菅野優香+長島佐恵子+佐喜真彩+佐々木裕子訳
『感情のアーカイヴ トラウマ、セクシュアリティ、レズビアンの公的文化』