音楽雑誌ele-kingの2020年7月に発行された別冊版です。
最初の緊急事態宣言が出た2020年5月を経て、いまだ新型コロナウイルスの脅威が身近に感じられた時期に、「家で音楽を聴く」ということについて、さまざまなアーティストや評論家等へのインタビューを行っています。その頃のことを思い返す、想像するのはもちろん、音楽を家で聴くということを改めて考えるきっかけとしても良い1冊です。
・目次
序文にかえて──世界からトレンドが消えたときに音楽を体験すること(野田努)
EYヨ インタヴュー (松村正人)
小山田圭吾 インタヴュー (野田努)
人生のサウダージ(松山晋也)
真夜中にニール・ヤングを聴く(水上はるこ)
ベランダで口笛ライブを(星野智幸)
今夜も飛沫ぶし(三田格)
ホームリスニングのサイケデリアを求めて(増村和彦)
空腹に効く(大塚広子)
徒然ならぬ世界と音楽と私の関係(Chee Shimizu)
サウンドトラックの旅(Mars89)
閉ざされたモンスター・シティに沁みる音(長屋美保)
記憶を辿りながら現在を見る(大前至)
ロックダウン・ダイアリー(高橋勇人)
耳を塞ぐための音楽(高橋智子)
デリック・メイ インタヴュー (野田努)
五木田智央 インタヴュー (松村正人)
そもそも〈ホーム〉って何?(後藤護)
2020年120時間の旅(杉田元一)
符牒と顕現(松村正人)
ジム・オルークの10枚
発行年:2020
発行元:ele-king