戦後を代表するグラフィックデザイナー杉浦康平。初期50年代から現在まで、圧倒的な質と量のデザインを生み出してきたその歩みを、おそるべき鮮やかな記憶によって語る。デザインの思考と実践、探究のプロセス、社会経済や文化状況の緻密な観察と分析──豊饒な語りにあらわれる無数のテーマが、杉浦デザインを作り出す強靭な知性と精神を証明する。豊富な脚注とカラー図版を収録。巻末に「杉浦康平年表」。
この本によって、いま、現代デザインの景観は一新されるであろう。
構成・基本設計 赤崎正一
装丁 佐野裕哉
デザイン・組版 赤崎正一+佐野裕哉
写真撮影 佐野裕哉+清水薫