『言語学バーリ・トゥード』が話題になった気鋭の言語学者による最新作。「パンチライン」と聞くと、とかく今日ではラップが想起されますが、本書では、名セリフや名言を指す「パンチライン」を言語学的な視点で古今東西の様々な作品から取り上げ、分析していく。言語学と言いつつも、著者のあまのじゃくさとエンタメ化する能力の高さゆえ、「難しい」というよりは「楽しく」読めて、どんどん引き込まれる。ガンダムの「パンチライン」として、これなのかみたいな選んでいるセリフの独特な感じもおもしろい。
----以下、公式HPより----
文学、映画、アニメ、漫画……でひときわ印象に残る「名台詞(せりふ)=パンチライン」。この台詞が心に引っかかる背景には、言語学的な理由があるのかもしれない。ひとつの台詞を引用し、そこに隠れた言語学的魅力を、気鋭の言語学者・川添愛氏が解説する。