SOLD OUT
家族に翻弄される主人公の生活は居た堪れない気分にもなりますが、その中で一筋の光になるような大切な人と「詩」の存在が主人公の人生を静かに動かしていきます。自分の人生にとって大事なものを考えるきっかけにもなる一冊です。
----以下、公式より引用----
わたしの言葉を、
わたしはまだ取り戻せるだろうか。
40代未婚無職の「わたし」は、老いた父母やDVを受けて実家に戻ってきた妹親子のケア労働に果てなく追われ、詩人になる夢も「あの人」とのささやかな幸せもすべてを諦めて生きている。一日の終わりに、好きな詩を筆写することだけが自分を取り戻す時間であった「わたし」が、それすら失ってしまう前にとった選択とは――。
いま「停留所」に佇んでいるすべての人たちにおくる、
韓国フェミニズムのうねりのなか生まれた
真に大事なものを静かに問いかける「人生小説」。