「なぜ」と言われても、自分が悪い、仕事が悪いなどいろいろなことを考えた人もいるかもしれませんが、本書はそもそも時間とは?というところから考えている。その、生半可な気持ちではない「なぜ」という問いがすでにおもしろい。そのうえで、本書では「締め切り」ではなく、新たに定義する「いい時間」を作るために考えを進めていく。締め切りや期限に追われている、気付くと時間が過ぎているという経験があるすべての人と一緒に考えるための必読書です。
----以下、公式より引用----
●千葉雅也さん推薦!
私たちは実のところ、「締め切り」のことをよく知らないまま生きている。
ときに私たちを苦め、ときに私たちを奮い立たせる「締め切り」とは何なのか?
「締め切り」から、現代社会に深く埋め込まれたルールを描き出し、豊かな生き方を探る哲学的冒険。
“我々は、いわば「時間的な無理」をさせられている。生きることの柔軟性をどう取り戻すか。この時間論には、哲学の新しい文体がある。すごく良い本だと思った。元気が出る本だ。”
──千葉雅也
時間について:時間とはそもそも何なのか?
計画について:昔の人はもっとのんびり生きていた
仕事について:無理な要求から逃れる方法は?
死について:最大にして最後の締め切りを考える
●締め切りの間を縫って、私たちが〈いい時間〉を手に入れるために
“残業によって得られる賃金は計算できる。さまざまな締め切りの集合体である「プロジェクト」は、時間を対価に成果を提示する。いっぽうで、愛する人と過ごす時間、趣味に没頭する時間の価値は計算が難しい。私たちは、〈いい時間〉を計量することができずにいるのだ──。”