現代芸術のジャンルは、多様で日々増え続ける。そしてその「ジャンル」は、芸術批評を文脈主義的に行うために避けては通れないのだが、その構造や機能は十分に論じられていないという問題意識のもと書かれた、美術批評に新たな視点を提示する一冊。
----以下、公式より引用----
批評は創造的な社会実践だ!
絵画や音楽や映画をどう“ジャンル分け”するか? 分析美学の観点から批評という実践を再考し、単なる分類ではないカテゴライズのダイナミクスを解明する
芸術作品をどう理解し、評価するか、その鍵は「カテゴリー」にある。本書は、分析美学の観点から芸術批評という実践を再検討し、作品のカテゴライズが判断に与える影響について考察する。批評は単なる好き嫌いではなく、鑑賞のルールをめぐる社会的相互作用であり、制度的文脈を構成する創造的営みであることを明らかにする。「批評の哲学」を更新する意欲作。