以下、作者の川勝徳重さんによるコメントです。
林静一の全漫画作品について、作者自身が語ったインタヴュー本です。
聞き手は漫画家の亜蘭トーチカと川勝徳重。
林静一がいかにして東映動画のアニメーターになり、漫画家になったのか。そして代表作「赤色エレジー」(1970-1971 年)以降、どのような漫画/劇画を描き、先鋭的な表現を突き詰めていったのかを存分に語って頂きました。
これまで林静一作品に対して多くの批評が書かれてきましたが、その多くは「赤色エレジー」をはじめとした『ガロ』掲載作品だけを対象としてきました。本書はそれ以降の知られざる作品の魅力と謎に迫ったものです。実際に作品を読めるように「憂鬱なモモコ」をはじめとした短編を多数収録し、、図版も160点以上掲載しました。これまでにないインタヴュー本になったと自負しております。