いぬのせなか座主宰の山本浩貴とともに多くの書籍デザインを手がけ、現在はドイツで大人やこどもに日本語を教えているhが、19歳のときに書いた、人生で2つめの小説。
「ひねはからっぽの蝉を宝石箱にしまいました。宝石箱は小さかったので蝉をいれるとついにふたがしまらなくなりました。羽の縁が粉になって宝石箱の底に落ちました。ひねは化石に戻ろうとおもいました。からっぽになった体といっぱいになった宝石箱はつりあわなくて、ひねにはいくらか重たかったのです。」(本文より)
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【著者】
h
1993年生まれ。
主な小説に「すべての少年」(http://inunoesa.tumblr.com/)、「盆のこと」(『いぬのせなか座2号』)、『2018.4』『六月二一日』(いずれもいぬのせなか座)など
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【概要】
著者:h
書名:『シーラカンスのはなし』
サイズ:A5判型
ページ数:12ページ
発行:いぬのせなか座
装画:h
装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h(いぬのせなか座)
発行日:2026年9月13日
価格:550円(税込)