◆◆◆第十一回日本翻訳大賞受賞◆◆◆
北京へ、ニースへ、降りしきる雪の中へ、そして日本の桜の下へ。
シャーマニズムの香り濃い故郷瀋陽の街から、青年は逃奔するーー
鄭執は作家・脚本家・映像作家として活躍する中国の若きクリエイター。80後(バーリンホウ)世代※の旗手。
初邦訳となる本書には、中国東北部の中核都市である故郷・瀋陽の街から、あるいは鬱々と・あるいは劇的に・あるいは飄々と逃奔する青年を主人公とする、三つの物語を収録。
(※80後世代:80年代後半生まれ。中国の一人っ子政策の申し子で、他の世代より恵まれた経済環境に育ち、国際的な視野も経験も十分とされる)