トランプ大統領の下、加速度的に分断が進行したアメリカ。音楽をめぐる環境も激変する中で、ポップアイコンたちの様々な闘いの軌跡を追う!テイラー・スウィフト、ケンドリック・ラマー、ブルーノ・マーズ、カーディ・B、ラナ・デル・レイ、チャンス・ザ・ラッパー、そしてBTS――2010年代以降のアメリカ音楽シーンを彩るポップスターたち。激変する政治経済、人口動態、メディア、そしてコロナ禍の中で、彼らの輝きはいかなる現代アメリカの相貌を描きだすのか。『アメリカ音楽史』の著者にして、ポピュラー音楽研究の俊英が放つ最新のアメリカ音楽グラフィティ!
■目次
1 テイラー・スウィフトとカントリーポップの政治学
2 ブルーノ・マーズとポストコロニアル・ノスタルジア
3 ヒップホップにおけるアフロ=アジア
4 音楽メディアとランキング・システム
5 ラナ・デル・レイとフェイクの美学
6 チャンス・ザ・ラッパーとシカゴの政治/文化
7 ケンドリック・ラマーと黒のグラデーション
8 カーディ・Bとリズム・オブ・ジ・アメリカス
9 BTSと「エイジアン・インヴェイジョン」
10 パンデミックとアメリカ音楽