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「ふつう」の私たちが、誰かの人権を奪うとき

2,420円

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「一縷の望みにかける思いで電話しました。どうか助けてください」 読み書きができず告訴状を提出できない老齢の囚人、 精神病院に閉じ込められた外国人労働者、 人望が厚い上司から受けた性暴力、 コーチの体罰に耐えるスポーツ選手…… 韓国・国家人権委員会で働く調査官のもとへ届く、悔しさを抱えた人々の訴え。 人権を守るために、私たちはいったい何ができるのか? 現役の調査官が出会った人々の姿を描く、心揺さぶるノンフィクション。 「時に裏切られ、騙されても、市井の人々の痛みと悲しみに寄り添う。 人権とは、人間の尊厳とは何かを何度も問い直しながら」 ──望月衣塑子さん(ジャーナリスト)推薦‼ 法律と制度によって規定された人権ではなく、悲しく、おかしく、愛おしい、矛盾した存在である私たちの姿を通して人権を語りたかった。存在しているけれど届かない「声なき声」に小さなスピーカーを一つつなげて、この世界に静かに響きわたるようにしたかった。 ──本文より

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