オルタナ旧市街『お口に合いませんでした』
「おいしくなかったもの」から広がる都市の様相が嫌にリアル。
誰も話題に挙げたくないが、なぜか全員が経験している「ペラペラの肉寿司」みたいなことを小説にしている、その洞察力と読ませる文章力に夢中になるが、読後がスッキリするかと言われると、それはまた人によると思う。「憂鬱グルメ小説」と銘打っていますので。
なんでも最後はスッキリしなきゃいけないわけではないし、それが正しいわけではないのでそれでいいんです。
ただ、安心して「おもしろい」とおすすめできる一冊です。