音楽プロデューサーでありながら、それ以前にはライターとして数多くの音楽記事やライナーノーツを執筆していた松尾潔の自選ライナーノーツ集。
90年代の作品、52作品分のライナーノーツを、「第1章 女たちよ!(女性シンガー編)」、「第2章 男たちよ!(男性シンガー編)、」「第3章 花よ嵐よ!(グループ編)」と3章建てでまとめています。
アルバム作品に関する評論としての秀逸さはもちろんですが、松尾氏の個人的なアーティストたちとの交流の記録としてもなかなかにおもしろい。
アーティストのこれまでの略歴や1曲1曲の丁寧な解説を読むと、掲載されている作品のみならず、いろいろな作品が聞いてみたくなります。R&Bに興味があっても、何から聞けばいいかわからないという人には、適当なページを捲って載っている作品から聞いてみるという楽しみ方もいいと思います。