批評誌『ぬかるみ派』の第4号です。
ぬかるみ派は、主に思想に関する批評誌であり、今号では「闢する唯物論」をテーマにしています。「唯物論」がなぜ今というのは、ぜひ冒頭の「ぬかるみ派宣言」ならびに「警句」を読んでいただきたい。「超次元批評」を自称するだけあると思います。
小谷真理『女性状無意識』批評を現代のラップ・ミュージックと絡めて書評しているのなどは、なかなかにしびれます。
本としての作りも最高にかっこいい。『遊』や『エピステーメー』を想起させるデザインも圧巻です。
----以下、公式より----
第四号特集は「開闢する唯物論」。混沌極める世界情勢の中、唯物論は何を語りえるのか。加速主義の重要文献翻訳(許可取得済)や自己啓発本の批評、反出生主義の最近の議論紹介など、ほとんど日本で紹介されていない新しい思想についての紹介や批評が載った冊子です。我々の言説は現在への賭けをもって始まる。ぬかるめ!
書影:菊池拓未 、三四
*本書は印刷・製本の工程上、仕上がりに若干の個体差が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。
ぬかるみ派宣言
| 幸村燕
アラン・バディウ試論 | 幸村燕
-革命は内部から必然的に出来する
初期マルクス論-フォイアー・バハの宗教批判から | 鵜山ユウジ
[書評]
刑部芳則『昭和歌謡史:古賀政男、東海林太郎から、美空ひばり、中森明菜まで』
| ブレイクコアクッシュ
哲学草稿I:Deus Ex Machina Bellorum comicus-スピノザに寄せて
| 曖昧なプラスチックの日記
ぬかるみ派編集部匿名スレッド
[書評]
小谷真里『女性状無意識』-ラップ・ミュージックとゲノム編集
| 混沌ヤッパー
[書評]
福田若之『自生地』 | 櫻井天井花
「それでもなお、スピリチュアル、だとしても」 | ↑Mk-2wain↓
-「ハビトゥス」と「動物的身体」の共存可能性に関する試論
インタビュー:大村歳一
「思想運動」の形成とそのアクチュアリティ
-パレスチナ問題から戦後学生運動、「政治と文学」理論、現代の哲学思想まで
『国家民営化論』についての資料 | 鵜山ユウジ
あとがき | 幸村燕