著者の桜木彩佳さんが2025年1月から8月まで、メールマガジンで不定期に発信していた日記をまとめた一冊です。
桜木さんは、1986年大阪生まれで、現在は下北沢の「BONUS TRACK」のディレクターや、東急プラザ原宿『ハラカド』コミュニティマネージャーなどを務めています。
このメールマガジンのタイトルである「ダーク・ダーニング・ダーリン」は、影も含めて愛おしく繕う(縫う)。そんな日々になればいいと思い、組み合わせた言葉です。
著者が積極的にさまざまな外部に接続し、それをどのように自身にフィードバックするかの過程が読んでいてとてもおもしろいです。音楽や哲学対話、性の話など、日記なので当然いろいろなジャンルの話がまじりあっていますが、それぞれの分野での話や思考が著者の中に蓄積し、つながっていく日記のおもしろさがよく出ています。
<著者コメント>
私はこれまで何度か日記本を自主制作してきました。なぜ日記を書きたいと思うのか、その理由は、私が人生において強い影響を受けた人の言葉を借りたいと思います。
ーー 思い出に取り憑かれているっていうのは、過去に取り憑かれているということではなくて、前を向いているからこそ思い出が必要になってくるんですね。