宮崎智之による随筆選集の第二弾。帯に「随筆は芸術である」とありますが、随筆を文芸として位置づける、編者の掲げる「随筆復興」のための試みの一つともいえる本シリーズは、読者にとっては、まさにうってつけ、最良のガイドによって選ばれた名随筆に次から次へと出会えるおすすめの一冊です。
併せて第一弾の『精選日本随筆選集 孤独』もぜひ。
----以下、公式より引用----
薄田泣菫 志賀直哉 岡本かの子 林芙美子 から
富士正晴 向田邦子 武田百合子 開高健 まで
学生時代の古書店巡りで出会った美しい装幀の随筆集をきっかけに、〈誰かの日常や思考を辿る〉ことができる随筆に魅了された編者が、「歓喜」をテーマに編む日本の名随筆アンソロジー。人それぞれ、飛び上がるようなうれしさの歓喜もあれば、静かに噛み締める歓喜もある。一人として同じ人間はいないのだから当たり前のことだが、それを教えてくれるのが一人称の散文芸術「随筆」なのである。
カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン)
カバー装画 霜田あゆ美