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AIの手を掴むくらいなら溺れて死ぬ

2,420円

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「AIの人間化」と「人間のAI化」を超えて AIに「人格」を見いだし、あたかも友人のように語りかける。その先で待っているのはテクノロジーの進歩がもたらすユートピアか、それとも人間が自ら思考することを放棄したディストピアか。東北大学の入試問題にも採用され話題を呼んだ『アイドルマスター シャイニーカラーズ』論の他、文学・アニメ・マンガ作品を補助線としてAIと人間の未来を縦横無尽に構想する画期的著作! ■目次 序論 もしAIに「あなたは不要な人間です」と言われたら? ——人間の未来のためのAI論 Ⅰ AIの手を掴むくらいなら溺れて死ぬ 理論篇 第1章 「AIに仕事を奪われる」という幻想 ——なぜAIは人間の脅威にはなりえないのか? 1 「あなたを掴むくらいなら、溺れて死ぬ」 2 人間は何のために生きるのか 3 AIは何ができるようになったのか 4 世界に正解は無い 5 AIに仕事を奪われるのは誰か 6 樋口円香のように生きられるか 第2章 「ロボットと私の友情」という誤読 ——なぜドラえもんをロボットマンガと呼ぶべきではないのか? 1 ロボットは敵であった 2 ドラえもんは何者だろうか 3 ドラえもんは「作れる」のか? 4 ロボットとの恋愛を描くことは可能だったのか 5 「私を食べてください」 Ⅱ 台風が来るからコロッケを買ってくる 設計篇 第3章 バートルビー型エージェントを構想する ——理解できない「他者」は私たちの行動をどう変えるか? 1 人工知能・自然知能・天然知能 2 なぜ他者モデルはいらないのか 3 規範を共有できない他者をどう考えるか 4 理解できない他者とのインタラクションを考える 5 台風が来るからコロッケを買ってくる 6 バートルビー型エージェントを作る 7 取捨選択は二者択一じゃない 第4章 妖怪みたいなロボット工学 ——「異類」としてのAI・ロボットをデザインすることは可能か? 1 異類を作る 2 壊れたロボットの存在論 3 酋長のトリレンマ 4 HAIにおけるトリレンマ 5 異類を作る 6 世界は異郷 第5章 ヒューマンエージェントインタラクションの新展開 ——「異類と「私」でつくる未来」はどんな世界か? 1 郁田はるきの回路 2 生成AIに創造性はあるか 3 ロボットのいる教室 4 人―機械系の先 5 走った先に何もなかったら 結論 「人間のAI化」に抗して ——AIの未来のための人間論 1 AIの脅威の正体 2 天狗をよみがえらせる 3 なぜ樋口円香はプロデューサーの手を掴んだのか あとがき ここにはいないあなたへ [著者]松井哲也(まつい・てつや) 1985 年生まれ。香川大学創造工学部准教授。専門はヒューマンエージェントインタラクション、キャラクター工学。著書に『ロボット工学者が考える「嫌なロボット」の作り方——ヒューマンエージェントインタラクションの思想』(青土社、2022 年)。

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