ロシアから「夢からさめた世界」のリアルとファンタジー。
クリスティーナ・ロシュコワ作品集「アンビウィッチド」
<ロシュコワの写真を染める「赤」よ。唇、乳首、舌、傷、林檎、口紅、頬。彼女らの「生」が、ここに表現された「性」が、私を祝福する力となって差し出されている。微笑まぬ彼女らは遥か先を見る>。
志賀理江子(写真家)(※写真集の推薦文より)
世界的に注目を集めるロシア人女性写真家が放つ、世界の同世代と共振するリアリティとダーク・ファンタジー。
表現への過剰な検閲が続くロシア国内を拠点としながら、国際的な雑誌や国外での写真集発売を精力的に行うクリスティーナ・ロシュコワの、日本初の大規模展示会と、同時発売の今作。
とてもロシア的な題材でありながら、ユニバーサルで同世代的な表現力。紛争が絶えず、高度経済成長が終わった「アンビウィッチド(魔法が解かれた、夢からさめた)」。
現在のタフなリアリティと、夢からさめた上でも求めるファンタジー。
少女や少年、恋人たち、性的少数者への強い親密さを持つロシュコワは、今だからこそ世界の読者を惹きつけている。ロシュコワの危なくて親密な世界を体験してください。