「私のため」の表現が、そのまま誰かのためになるとはどういうことか。世界と私は、どう関わりうるのか。
生きることと表現することを、いちから考えてみるための、小さなハンドブック。
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この世の中にはすでにたくさんの芸術作品がある。
AIの発展も著しい。
なのになぜ、私は、あなたは、表現をするのか。
お金になるから? 社会に役立つから?
そうではなく、ただ、自分のためにやる。
それでいて、その「自分のため」が、そのまま誰かの「自分のため」に寄与する可能性を信じたい。
2023年に中高生向けに行なわれた講演「生のアトリエ」をもとに、その後の思索や〈アトリエ〉という概念をめぐる定義解説も含めまとめた、25,000字ほどのリソグラフ印刷小冊子。
可能な限りわかりやすく、身近なところからとても大きな世界のことまで、ひとつづきに考えるためのステップを示します。
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【目次】
はじめに
①私にとって大事だからやる
②表現が私に起こすもの
③誰に、何に向けて作るのか
④日々をまたぐアトリエを作る
⑤「私のため」がひとのためになる
付録 〈アトリエ〉の定義
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【著者】
山本浩貴(いぬのせなか座)
1992年生まれ。制作集団・出版版元・デザイン事務所「いぬのせなか座」主宰。小説や詩歌の執筆、芸術全般の批評、書籍や印刷物のデザイン・編集・出版、上演作品の制作などを通じて、現代における表現と生のあいだの関係可能性を検討・提示している。アートスクール「東京大学アルスノーヴァ」パブリッシング部門担当。現在、雑誌『SFマガジン』にて小説「親さと空」連載中。主な小説に「Puffer Train」(2012-3)、「無断と土」(2021)。批評に『新たな距離』(2024)、『フィクションと日記帳』(2025)。デザインに『クイック・ジャパン』(159-167号、2022-23)、吉田恭大『光と私語』(2019)。企画・編集に『早稲田文学 特集=ホラーのリアリティ』(2021)。演劇作品の演出に『インポッシブル・ギャグ リーディング公演』(2025)、『温室/オンシル』(2026)。
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【概要】
著者:山本浩貴(いぬのせなか座)
書名:『生のアトリエ――表現を真に受け、使い、自分だけの部屋を作る』
サイズ:A5判型
ページ数:42ページ
発行:いぬのせなか座
装画:mayuboo
装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h(いぬのせなか座)
発行日:2026年9月13日
価格:1,100円(税込)