われわれはスクリーンである
洞窟壁画からビザンティンのイコン、ルネサンスの遠近法、そしてパンデミック以後、目に成り代わったスマートフォンまで、人間の目を引きつけてきた〈スクリーン〉。監視と露出の相反する二重の機能を人類史的スケールで描き出す、画期的研究!
【目次】
第1章 序論十項 スクリーンの再考――パンデミックの影響と現象学的〈判断停止〉
第2章 古代スクリーンの力
第3章 身体の人工器官としてのスクリーン
第4章 映像と言語――スクリーン機能と表現技術
第5章 「透明2.0」のイデオロギー
第6章 われらスクリーン、人工器官付身体から準人工器官の身体へ
第7章 結論十項――スクリーンの倫理のために
原注
参考文献
【付録】ヨーロッパと日本の対話
スクリーンの未来へ――「訳者あとがき」にかえて 西村和泉
マウロ・カルボーネとの出会い 近藤耕人