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マンガはうたう

2,420円

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『ちいかわ』は細部にわたって音楽的!? 赤塚不二夫マンガをなぜ口ずさんでしまうのか? うたの力によってコマが進む高野文子作品…。 何気なく読めてしまっているマンガには、表現の妙技が詰め込まれていた! 一コマ一コマを細やかに読み解くことで見えてくる、まったく新しいマンガの読み方。 [目次] はじめに Ⅰ うたは細部に宿る 動作のリズム——ナガノ『ちいかわ』 音楽はいつ終わるか——「ひとりごつ」考 Ⅱ うたがマンガを生む 欠片と欠片——市川春子の声と歌 うたとうどん——高野文子『奥村さんのお茄子』論 Ⅲ うたの専制 あふれる牛がやってくる——スズキロク『よりぬきのん記』 替え歌と節——中沢啓治『はだしのゲン』 声に出して読む赤塚不二夫——『もーれつア太郎』をめぐって 赤塚不二夫『レッツラゴン』が鳴らす声 Ⅳ 調子のよい声、滞る声 子どもの多声——さくらももこ『ちびまる子ちゃん』 内言のない会話劇——「日記」以前としての『BUTTER!!!』 マンガの声、アニメーションの声——大川ぶくぶ『ポプテピピック』 Ⅴ コマを渡るうた こまどりは死に、うたが始まる——魔夜峰央「クック=ロビン音頭」考 一九七七年夏の一ページ——江口寿史『すすめ!! パイレーツ』序説 声と動作の分割——クオンタイズするコマ ナレーションを操る者たち——語りの逸脱 Ⅵ 書き文字の声 らくがきするな——『すすめ!! パイレーツ』の余白に panpanyaの主題による四つの変奏 追想の捕球法——松本大洋『花男』論 * 反転と転生——大島弓子試論 あとがき 引用図版一覧 初出一覧 [著者]細馬宏通(ほそま・ひろみち) 1960年生まれ。行動学者。早稲田大学文化構想学部教授。著書に『絵はがきのなかの彦根』(サンライズ出版 2007)、『浅草十二階 増補新版』(青土社 2011)、『今日の「あまちゃん」から』(河出書房新社 2013)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』(新潮選書 2013)、『介護するからだ』(医学書院 2016)、『二つの「この世界の片隅に」』(青土社 2017)、『いだてん噺』(河出書房新社 2020)、『絵はがきの時代 増補新版』(青土社 2020)、『うたのしくみ 増補完全版』(ぴあ 2021)、『フキダシ論』(青土社 2023)など多数。

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