会社員も「人文」的思考を求めている?というような話も近頃はありますが、哲学や経済など、専門家が考えると思われていることを、それこそ「会社員」も含めて、素人でもみんながまずは自分で考えてみればよいのでは?そこから何かが見えてくるのでは?ということで、実際に自称「まちでいちばんの素人」が考えた哲学エッセイ。
「会社員」に限らず、いろんな人がまずはここから始めるのもいいはずです。
----以下、公式より引用----
「素人が哲学や政治や経済を語るという、本来まったく普通のことが、異様なことのように捉えられるのは非常におかしい。僕は素人として、いけしゃあしゃあと、生煮えの持論を振りかざしてみようと思う。あらゆるイズムで簡単にわかった気になることもできる限り避けながら、自分個人の生活から、これはしっくりくるなあという考えだけを頼りに、いったん自分で考えてみたことを、素人臭い手法で書き進めていこうと思う。この試みはまた、素人であることの肯定が、そのまま無思慮や専門知の軽視を意味するわけではないということの表明にもなるだろう。まず自分の手持ちの語彙で言葉にしてみないことには、より確度の高い知識へのアクセスもできないんじゃないか。
自分の頭で考えるというのは、自分に都合のいい世界観だけに従順な生徒根性でもなければ、自意識過剰で安易な逆張り精神でもない。なんかもっとよりよく生きたいなーという、それ自体はなんの変哲もない欲求から始めてみることなのだと、僕は考えている。 」
(「はじめに」より)