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ヘーゲル『精神現象学』を精読する

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★やっと理解できる!哲学の最高峰に正面から向き合う、決定版の解説が登場。 ヘーゲルが遺した『精神現象学』の核心に迫る。 意識とは何か?歴史とは何か?難解なヘーゲル哲学に挑む上で「超訳」や「例え話」には頼らず、各章を講義形式で丹念に解説。 日本ヘーゲル学会から各分野の専門家が参加した一大プロジェクトがついに刊行! ●全体が講義形式で読みやすい! ●日本ヘーゲル学会によるプロジェクトで、間違いのない収録内容! ●各分野の専門家多数!章ごとに1人、20人のヘーゲル研究者が執筆。 ■目次 まえがき 滝口清栄 精読⓪ 『精神現象学』と現代哲学 加藤尚武 精読① 序説 山口誠一   第1節 序説の成立・行く末と関連年譜   第2節 序説梗概    第3節 序説のわかり方    第4節 現代哲学の課題    第5節 『精神現象学』の主体論    第6節 否定性としての主体    第7節 哲学体系としての主体  精読②  緒論 久保陽一   第1節 書名と序説的論説の二重性    第2節 「緒論」の概要  【A】   意識  精読③ Ⅰ 感性的確信 山口誠一   第1節 「感性的確信」の三段階の経験    第2節 感性的確信の三段階の経験の主題    第3節 「感性的確信」の「わたし」は現代哲学の最前線につながっている  精読④ Ⅱ 知覚 飛田満   第1節 はじめに──「意識」章「知覚」節の梗概    第2節 知覚論のための序説    第3節 知覚の対象としての物    第4節 物に対する知覚の態度    第5節 無制約的普遍性への移り行き    第6節 おわりに──「意識」章「知覚」節の意義  精読⑤ Ⅲ 力と悟性 高山守   第1節 はじめに──「力と悟性」章の重要性    第2節 「力と悟性」章の課題    第3節 「力と悟性」章を読む    第4節 むすび  【B】   自己意識  精読⑥ Ⅳ 自分自身だという確信の真理       A 自己意識の自立性と非自立性 滝口清榮   第1節 自己意識という新たな舞台──その特徴    第2節 生命のいとなみとしての自然、欲望としての自己意識    第3節 「承認」の概念と、承認をめぐる闘争    第4節 支配と従属(主と奴)──自立的意識は非自立的なものへ、非自立的意識は自立的なものへと転じる。    第5節 まとめ   精読⑦ B 自己意識の自由 飛田満   第1節 はじめに──自己意識章Bのテーマ    第2節 ストア主義とスケプシス主義    第3節 不幸な意識またはキリスト教的意識    第4節 おわりに──不幸な意識とヘーゲル哲学  【C】   理性  精読⑧ Ⅴ 理性の確信と真理 久保陽一   第1節 理性    第2節 観念論    第3節 カテゴリー  精読⑨ A 観察する理性        a 自然の観察 山口誠一   第1節 個体性概念から見た「Ⅴ理性の確信と真理」「A観察する理性」の位置    第2節 類・種概念から見た「A観察する理性」における「a自然の観察」の主張    第3節 理性の法則から自然の非理性ヘ    第4節 イェーナ期自然哲学の四項推理    第5節 ベルリン期の四項推理──自然の四元素間の比例調和とヘーゲルのプラトン『ティマイオス』篇理解  精読⑩ b 論理学的法則と心理学的法則      c 人相学と頭蓋論 伊坂青司   第1節 はじめに    第2節 論理学的法則──純粋な思考形式と矛盾の論理    第3節 心理学的法則──人間の心理と環境の関係    第4節 人相学──個人の内面と顔つきの関係    第5節 頭蓋論──個人の性質と頭蓋骨の関係  精読⑪ B 行為する理性 片山善博   第1節 はじめに    第2節 「理性」章Bの冒頭部分    第3節 「快と必然性」──〈自己充足の欲求〉    第4節 「心の法則と自負の錯乱」──普遍的であろうとする欲求    第5節 「徳と世間」──訓育の意義    第6節 おわりに  精読⑫ C 即自かつ対自的に実在的であることを自覚している個体性 石川伊織   第1節 「理性」章Cに至るまでの諸段階    第2節 「理性」章Cの展開    第3節 肥大化する『精神現象学』 切り詰められる「精神現象学」    (BB) 精神  精読⑬ Ⅵ 精神      A 人倫 座小田豊   第1節 A.真の精神・人倫    第2節 C.法状態  精読⑭ B 自己から離反する精神 教養       Ⅰ 自己から離反した精神の世界 滝口清榮   第1節 概観、そしてEntfremdung概念の特異性    第2節 世界を形成し、転倒するEntfremdung    第3節 反転する価値、近代啓蒙の生成    第4節 近代的啓蒙の意識は、信仰(宗教)批判にむかう    第5節 疎外論― 思想史的回顧  精読⑮ Ⅱ 啓蒙      Ⅲ 絶対的自由と恐怖 小屋敷琢己   第1節 はじめに    第2節 啓蒙の前提――信仰と純粋明察    第3節 啓蒙の闘い――迷信の脱魔術化    第4節 啓蒙の帰結――功利性原理    第5節 絶対的自由と恐怖――普遍意志と独裁  精読⑯ C 自分自身を確信している精神 道徳性       a 道徳的世界観       b ずらかし 久保陽一   第1節 「道徳性」の位置と意味    第2節 「道徳的世界観」における諸矛盾    第3節 ずらかし    第4節 「道徳的世界観」から「良心」への移行  精読⑰ c 全的に知ること(良心) 高田純   第1節 良心論の射程    第2節 良心のメカニズム    第3節 良心の和解    第4節 良心・共同体・絶対知    (CC) 宗教  精読⑱ Ⅶ 宗教       A 自然宗教       B 芸術宗教 佐藤康邦   第1節 『精神現象学』にとっての宗教    第2節 A 自然宗教   第3節 c 工匠   第4節 象徴主義芸術論   第5節 B 芸術宗教 精読⑲ C 啓示宗教 山崎純   第1節 「宗教」章の概観   第2節 喪失感   第3節 否定をとおしての精神の再生    第4節 聖餐における対象意識と自己意識との一致    第5節 キリスト教の表象性    第6節 善と悪との対立から和解へ 善悪の樹という表象    第7節 原始キリスト教に戻るのではない    第8節 絶対精神の意味    (DD) 絶対知  精読⑳ Ⅷ 絶対知 加藤尚武   第1節 戦火    第2節 キリスト教から絶対知までのハードル    第3節 課題の追加が内容の混乱を引き起した    第4節 精神の行列    第5節 世俗化が避けられない    第6節 二世界論の克服    第7節 橋架け問題と変身問題    第8節 無限性  あとがき   なぜいま『精神現象学』なのか? 神山伸弘 索引

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