著者の母は“胃がんサバイバー”。ぐんとスリムになりサイズオーバーとなった服を手渡すために開いたお洋服屋さん「BIG THINGS FOR US.」。そこに集った人々の、病気や家族、生きることなど、様々な会話を記録した一冊。
■著者解説
“胃がんサバイバー”の母は、ぐんとスリムになりました。
袖を通す日を楽しみにしていたけれど叶わなかった大好きなお洋服たちを、
お顔の見えるお相手とおしゃべりしながら手渡す場として
5日限定でオープンした大きいサイズのお洋服屋さん「BIG THINGS FOR US.」。
母のまわりに集った方々とのおしゃべりを記録し、娘の麻衣が本にしました。
家族のこと、がんのこと、生きること、働くこと、表現すること、など
それぞれの人にとってのBIG THINGSが語られています。
■著者メッセージ
大きな一着 大きな一歩
2023年、買い物好きの母が店主となった
大きいサイズのお洋服屋さん
「BIG THINGS FOR US.」を仙台で開きました。
その3年前母は胃にがんが見つかり、ぐんとスリムに。
袖を通す日を楽しみにしていたけど
叶わなかったお洋服たちを
お顔の見えるお相手とおしゃべりしながら
手渡す場所がつくれたらと思い考えた企画です。
母はおしゃべりしているときが
一番生き生きしている気がします。
閉店後、「母」をテーマに開いたトークイベントでは
母、父、吉川尚哉くん(トークの主催者)、私、
そしていらっしゃった皆さんとお話ができました。
病気のことだけではなく、
親子のこと、夫婦のこと、親友のこと、
仕事のこと、言葉のこと、生きること、…
それから1年が経ち、
トークの内容を文字に起こした本が
やっと完成しました。
本の中には、私と吉川 尚哉くんの「思いの丈」として
イベントを振り返るエッセイも添えています。
元々は母のために作った本ですが、
誰もがいつかの自分として捉えられるテーマだからこそ、
必要な方に届いてほしいと願います。