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ユリイカ2026年1月号 特集=アリ・アスター

1,980円

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『エディントンへようこそ』公開記念! 『ヘレディタリー/継承』(2018)、そして『ミッドサマー』(2019)によって世界中の注目を集めたアリ・アスターは、不安定な精神、居心地の悪さの極致としての恐怖や不条理なユーモア、悪夢のような映像によって個人的な物語を紡ぎ続けている。母親の埋葬に向かう旅路を描いた『ボーはおそれている』(2023)から2年、来たる12月12日にはコロナ禍のアメリカを舞台とした『エディントンへようこそ』が公開される。社会の分断を主題とした本作は、その営為においていかに位置づけられるのか。変化する「不安症」を見据える特集号。 特集*アリ・アスター――『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』『ボーはおそれている』、そして『エディントンへようこそ』へ ❖インタビュー 映画をつくり、世界を構築する / アリ・アスター 聞き手=編集部 ❖閉ざされた街へようこそ 流し流される日常――政治的ホラーコメディのいま / 新田啓子  エディントンとウェスタン――アリ・アスターは西部劇の星空の下で何を描いたか / 川本徹 針に光があたるまで――アリ・アスターのフィルモグラフィーにおける手芸表象の移り変わり / 石田由希  ❖おぞましさの構造 アリ・アスターの「抜き感」について / 斜線堂有紀  アリ・アスターとの時間 / 大森時生  ❖イラスト① 『ヘレディタリー/継承』 / ヒグチユウコ ❖ 奇妙で不気味な(悲)喜劇 「不気味なもの」の彼岸――アリ・アスターと「思考なき無意識」 / 冨塚亮平  アリ・アスターはおそれている――作家の完璧さと制作の行方 / 堅田諒 アリ・アスター作品における優越の笑い / 藤原萌 憑依と所有――アリ・アスターとJホラーの距離 / 宮本法明 ❖対談 箱庭との距離を測る / 山中瑶子×大島依提亜 ❖箱庭の外へ 「エレベイテッド・ホラー」を(遠く)離れて / 風間賢二 アリ・アスターとA24 / 上條葉月 ❖イラスト② It’s him / 冬虫カイコ ❖夏至祭は暴かれる カタルシスの生け贄――『ミッドサマー』における解放される女と焼かれる女 / 鷲谷花 恋人/家族『ミッドサマー』――囚われの楽園で生きることへの願望 / 小西真理子 残酷な女神が支配する / 河西瑛里子 不安と恐怖の先に――ボビー・クーリックの音楽と審美的感覚 / 對馬拓 ❖おそろしく、魅力的な 夕闇の子どもたち / 岸裕真 恐怖を隠すならホラー映画の中 / 灰谷魚 切り取られた顔――アリ・アスター初期二作が訴える解放のヴィジョン / セメントTHING ❖みんなを不安にさせるもの それははじめからあなたの知っているそれではない――アリ・アスター短篇作品の奇妙な出来事 / 新城大地 否定的内在――『ヘレディタリー/継承』における情動と水平 / 長尾優希 「ヘッド・トラウマ」経験としての映画『ヘレディタリー/継承』 / 西川秀伸 受難と支配の臨界を撮る――新世代のユダヤ系作家アリ・アスターが示すユダヤ性の反転について / 矢倉喬士 ❖資料 アリ・アスター主要作品解題 / 伊藤弘了・桑原真子  ❖忘れられぬ人々*51 故旧哀傷・大宮北小の同級生たち / 中村稔 ❖物語を食べる*43 だから荒野へ、亡命せよ / 赤坂憲雄 ❖詩 花の名残 他二篇 / 中村稔 ❖ユリイカの新人 乳白色の夜は無花果の香り / ながさきふみ ❖われ発見せり 「当事者研究って大変ですね」 / 小田視希

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